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新庄剛志監督が繰り返す“絶対の絶対の絶対に”──積み重ねた4年を経て、就任5年目でリーグ優勝へ

発言・コメント・語録
news.jpより
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新庄監督の発言には華やかな演出だけでなく、現実を踏まえた強い覚悟が込められています。

特にここ数カ月、繰り返し使われている「絶対の絶対の絶対に」というフレーズは、チームが確実に力を蓄えてきた現状を背景としたものです。

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「3タテします!」──首位ソフトバンクに向けた宣言

22日に行われたファン感謝イベント「F FES 2025」。

ステージのフィナーレ、新庄剛志監督はファンの前でこう語りました。

「この3つ、絶対の絶対の絶対に“3タテ”します!」

開幕カードの相手は首位ソフトバンク。

リーグ首位を阻まれ、日本シリーズへの扉を閉ざされた相手に対して、堂々と宣戦布告したコメントでした。

“3連勝”をあえて“3タテ”と言い切るその力強さは、現場の空気を高揚させ、観客席の歓声を一気に引き上げました。

Instagramでも変わらない決意──新人たちへ向けた宣言

翌23日、新庄監督はインスタグラムを更新。

ドラフトで加入した新人選手たちと撮影した写真を投稿し、こんなメッセージを添えました。

「いまのファイターズは成長した選手ばかりでレギュラーを取るのは至難の業だけど優秀なスカウト達が寝る間を惜しんで探してきてくれた選手。彼らと力を合わせて来年は絶対の絶対の絶対にリーグ優勝、日本一を取るばい!!」

ここで繰り返されている“絶対の絶対の絶対に”は、ただのキャッチーな言葉ではありません。

新人に対しては「入って終わり」ではなく「結果を掴みに来い」というメッセージであり、同時にチーム全体へ向けた明確なゴール設定でもあります。

最下位→最下位→2位→2位──積み上げた4年間が言葉の裏付け

就任1年目と2年目は最下位。

チーム解体とも言える思い切った若返り策を進めながら、香り立つ素材を探し続けた時期でした。

3年目で2位。

若手中心のコアが形成され、戦える戦力として形になり始めました。

4年目も2位。

短期戦での経験を積み、課題と手応えの両方を抱えたまま、より完成度の高い集団として成熟に向かっています。

この流れを経て迎える5年目。

チームのボトムアップは既に数字として現れており、だからこそ、監督の宣言には「根拠」と「自信」が宿っています。

“言葉でチームを動かす”新庄流マネジメント

新庄監督の発言は往々にして話題性が先行するが、実際のチームは常に段階的に進化しています。

ローテーション固定、完投文化、若手抜擢、守備コンバート、打順の最適化──

毎年違う要素を打ち出し、チームの成熟に合わせて戦い方を変えてきました。

そのうえで宣言する「絶対」。

これは観客を盛り上げるためのパフォーマンスではなく、内部の覚悟を外部に可視化する言語として機能しています。

“最下位から強豪へ”という道のりは、楽観ではなく積み重ねの上にあります。

ファイターズは2025年、いよいよ結果を取りに行くフェーズに突入していくことでしょう。

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